こんにちは、MABOです。
2021年12月の退職後、任意継続していた健康保険を、4月から国保に切り替えます。
「空白期間が出来ないか」など、懸念していた事もありました。
今回手続を行ってみて、わかった事を書いてみます。
任意継続保険料の改定
昨年、任意継続保険に関して、二つの法改正がありました。
「二年縛りが無くなったこと」が一つ。
もう一つの「健保組合における保険料算定方法の変更」は、あまり認知されていない様に感じます。
(改正前)
任意継続被保険者の標準報酬月額は、下記の低い方
①退職時の標準報酬月額
②全被保険者の平均の標準報酬月額
(改正後)
上記②(平均標準報酬月額)を超え、①(退職時の標準報酬月額)の範囲内で、健康保険組合の規約で定める額を、算定基礎に出来る
要は「健康保険組合の実情によって保険料の算定ができる」という事。
健康保険組合は約1.400あり、その6割が赤字という厳しい状況の様です。
自分の場合、働いていた会社の健康保険組合に加入していました。
小売業なので「社員の平均年齢が低い」「パート社員が多い」特徴があります。
若い組合員が多い分、医療費負担も少ないと思われ、今年度の制度変更は無い様です。
ただ「平均標準報酬月額上限、変更のお知らせ」が届きました。
(全被保険者の標準報酬月額 前年28万円⇒今年30万円)
標準報酬月額が高くなった分、保険料も年間3万円弱、上がる計算になります。
切り替え手続きをやってみて
相談~保険証受領まで、やった事の時系列です。
一例としてご覧ください。
■1/末 健保組合に問い合わせ
・脱退の前月に申請書提出が必要
・前納した保険料は還付される
■1/末 市役所窓口に相談
・3月分までは令和3年の所得で算定される
・今年度の料率、保険料は未決だが、概算の試算は可能
・e-TAXの控えを使い試算、三分の一以下になりそう
・正式な保険料は6月中旬の納税通知書でわかる
・健保組合の資格喪失証明書が必要
■3/上 健保組合へ脱退申請書を郵送
・書類は健保組合のHPでダウンロード
・脱退希望日は4月1日
■3/中 資格喪失証明書の着予定を問い合わせ
・3月最終週頭には郵送できるとのこと
■3/28 証明書が到着
■3/30 市役所窓口で手続き
・持参物~ 資格喪失証明書、マイナンバーカード、通帳、印鑑(口座振替で使用)
・マイナンバーカードの登録口座を利用した手続きは、出来なかった
・家族分含め、即時発行された
心配していた空白期間は、有りませんでした。
資格喪失証明書の到着日がポイントになるので、健保組合に事前確認するのが良いと思います。
任意継続の保険証を使用不可となる4月1日に返送し、完了です😊
ご覧いただき、ありがとうございました!
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