56歳でFIRE!

2021年12月、56歳で33年間働いた会社を退職しました。

「春闘」集中回答日に思うこと

こんにちは、MABOです。

今年の「春闘」回答日、3月16日が多いようです。

近年は、賃上げ以外の労働環境も協議するので「春季生活交渉」とも言われてます。

先行して、トヨタは「満額回答」で、労使妥結しています。

3年間、労働組合の「専従者」として出向した事があり、この時期になると、当時を思い出します。「外側から会社を見る」貴重な経験ができました。

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自社の常識は、他社の非常識

入社から1つの会社で働いてきたので、他社労組との活動は刺激になった。

組合の上部団体では業種ごとの活動、「バチバチのライバル会社」と酒を酌み交わす、機会もあった。

情報交換を重ね、会社の「遅れている部分」が見え、逆に「良い部分」を再確認する事も出来た。

自社で「当たり前だった事」が、「それ、おかしくない?」と言われる事もあった。

「自社の常識は、他社の非常識」良く使った言葉だった。

共通課題が多かった

同業種の集まり、共通の問題点、課題も多かった。

当時は「長時間労働」が大きな問題。「サービス残業の撲滅」や「残業時間を1分単位に変更」など、話し合ったものである。

また、「パート組合員率」が徐々に高くなり、処遇改善も大きなテーマだった。

面談に時間をかけていた

職場を訪問し、パート社員含めた面談の機会が、多くあった。

3年間で1000人以上、個人面談したと思う。

「問題がある職場」の場合、次から次へ不平、不満が出てくる。

全て吐き出し、スッキリした表情で面談を終える相談者。こちらは「マイナスの言葉」を吸収し続け「目はシバシバ」「首と肩はパンパン」になっていく。。

正直、面談では問題が解決しない、事も多かった。

「聞いてもらうだけで楽になった」この言葉に救われたものだ。

 

2022年春闘の結果を、注目したいと思います。

 

ご覧いただき、ありがとうございました!

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