56歳でFIRE!

2021年12月、56歳で33年間働いた会社を退職しました。

叔父の話②~絵と文。

こんにちは、MABOです。

今週、お墓参りで実家に行ってきます。

8月ではなく「7月盆」です。

父親が亡くなり3度目のお盆になります。

 

先日、ブログで「叔父の話~今で言うFIRE」を書きました。

k-mabo.hatenablog.com

叔父も同じお墓に入っています。

そんな事もあり、叔父の話を書きたくなりました。

ブログにも書いた「自費出版の素描集」。

添えてある文章も含め味わい深い。

少しでも見てもらいたい気持ちもあり、いくつか紹介したいと思います。

(絵と解説文は、素描集からの引用になります)

 

赤い流氷 (1978年 油彩)

「赤い流氷」

流氷は、決して赤くないと言い張る人がいる。

否、そういう人が大部分かもしれない。

海岸の近くに住む地元っ子にして、そうである。

決して幻覚でもない。夕刻せまる流氷原が赤く染まるのを、私は何度か、この目で確かめてきた。

20年前から、赤い流氷を描き、年毎に構図、色彩ともに変容してきたが、この作品は、自己満足に近いものを表現できたと思う。

札幌の道立近代美術館にも展示された。

やかん (1965年 コンテ)

「やかん」

描くものがないと何でも描いてみる。

石油ストーブの上のやかんが、この日のモデルになった。

持ち手を倒し、ふたをずらすことによって、やかんは表情をやわらげ、ポーズした。

ポンモイ遠望 (1965年 コンテ)

「ポンモイ遠望」

何の気取りもない平凡な作品である。

ところが、絵を制作する上に「平凡な制作があってこそ、非凡な制作へと進むことができるのだ」と私は思っている。

平凡の大切さと、非凡の尊さである。

小樽運河 (1982年 コンテ)

小樽運河

左下すみに、水中に没して朽ち果てた舟があって私は、この舟の姿をデッサンに入れようとした。

なぜなら、この舟こそ運河の歴史をよく知っているであろうし、運河の最盛期を物語るものであると思ったからである。

遠くのゆるやかな山並みと倉庫群。そして、鈍くよどむ運河の水・・・

私は、他の十数人の画家たちに負けまいとしてデッサンした。

 

今回、4作品紹介させていただきました。

絵を描く、文章を書く、など「創作すること」は、自分も出来るだけ続けていきたいと思います。

 

ご覧いただき、ありがとうございました!

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